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「ヒマな時、どうする?」

 Q.バイト中に急に手が空いてしまった場合、あなたは通常何をすることが多いですか?



 実際には、たとえば時間ごとに各バイトさんのやるべき作業がガチガチに決められているお店もあるでしょうし、ある程度自分の裁量で自由な雰囲気で動くことを許されているようなお店もある……といいうように単純に比較しにくい部分もありますが……。

 一応のイメージとして、いつもヒマなわけではなく、普通だったらいつも通りに作業をこなしていくとちょうど勤務時間が終わる、というくらいの忙しさのお店でバイトしていると仮定します。

 ふつうだったら、あまり判断する余地もなく決まった作業をこなしていけば勤務時間が終わる、というような状況が前提です。

 それで、たとえばたまたま今日だけお客様がすごく少なかった等の理由で突発的に時間が余っちゃったとします。その場合、あなたはその余った時間を何に使うでしょうか?



   「ヒマな時、どうする?」



   ~タダエ店長の見解~



 では、私なりに見解をお話ししたいと思います……。



 ■ まず、率直に言って、タダエの経験上、実際にはどんなにヒマだろうが特に『何もしない』というバイトさんが一定の割合で存在すると思います。

 実際タダエのお店でもそうですし、他のお店でもよく見かけます。

 レジの前にずーっと突っ立っていたり、カウンターの後ろにもたれかかって腕組みしていたり、レシートの裏などに落書きでもして時間を潰していたりするコンビニバイトさん。

 あるいは、休憩時間でもないのに事務所や倉庫で飲食や喫煙をしたり、あるいは雑誌などを眺めながらゆっくりまったり過ごしているという場合すらあります。お客様がレジに来ると事務所から出てきて、終わったらすぐまた引っ込む。

 残念ですが、これも決して珍しい光景とは言えません。



 つまり、お客様が来たらレジやりますけど、他に何もしない。決まった時間に指定されている作業が時々あるので、それは当然やりますけど、他に何もしない。

 とにかくこういうのがふつうだと思っているコンビニバイトさんには、

 「ヒマな時、どうする?」

 という質問がそもそも『意味不明』かも知れません。



 もちろん客数や時間帯によっては、勤務中どう作業を引き延ばしても絶対に時間が余ってしまう……と感じざるを得ない状況の場合もあり得ます。

 しかし、それはバイトさんの主観で見るとそう感じてもおかしくない、許せる、という話であって、その場合でもより客観的に見ればそれは『総人件費過剰』あるいは『他の勤務者に皺寄せが行っている』といった問題を含んでおり、そもそも良い運営状態ではありません。

 なので、まあバイトさんだけを責めても仕方のない状況ではありますけれども……でも、やはり『コンビニバイト力』の観点から見てもあまり評価できません。



 ■ さて、もちろん『何もしない』と答える人はそれほど多くないと思います。次にあり得る回答としては、たとえば

 「ふだんできないちょっとした片付けや掃除をやる」
 「たまっている伝票を整理する」

 あるいは、売り場に手が出せるバイトさんなら

 「陳列の手直しをする」
 「手書きPOPを作る」

 といったものではないでしょうか?

 つまり具体的には様々ですがまとめて言えば『自分なりに何か見つけてやる』ということです。タダエの想像ではこのような回答をするバイトさんの割合が最も多いような気がします。また、これが一番模範的な回答だと思う人が多いのではないでしょうか?



 しかし、タダエの解釈は違います。



 実は、この『自分なりに何か見つけてやる』という判断をするバイトさんは皆さんが想像しているよりも評価が低いです。これはタダエだけでなく、おそらくですが他の多くの店長さんも同じことを考えると思います。

 なぜかと言うと……。

 前号でも言いましたが、たいてい店長さんは出来ることならすべてのバイトさんにもっといろいろな業務をやってもらいたい、同じ業務でも、もっとクオリティを上げてほしいと思っている場合が多いからです。

 ただ、そんなことを考えてもバイトさん全員の理解を得られないと諦めていることが多いのだと。

 その観点で言えばですね、この『自分なりに何か見つけてやる』というのは、もちろん『何もしない』よりは感心な心掛けなのですが、実際のところは大した意味がない行為に終わってしまう可能性が非常に高いんです。

 そして、そうすると当然評価してもらえる可能性も低いわけです。

 これ、真面目で自負のあるバイトさんほど受け入れがたい事実なので素直に聞いてもらえないかもしれないですけど。

 でも、本当なので覚えておいて損はないですよ。



■ となると、もう一つ思い付くのはたぶん『すぐに指示を仰ぐ』ということだと思います。

 先程までの話だと、

 「自分なりに仕事を見つけてやっても評価されないんでしょ? じゃあもう直接聞くしかないじゃん」

 という理屈になりそうですよね?

 また、実際にバイトさんの中でも実際に都度聞いてくるタイプの人がいます。

 「次何やればいいですか~」とか
 「店長~なんかやることあります~?」と

 1個言われたことが終わるたびに、いちいち聞きに来るんです。

 本音言うと、これやられると店長としては実はめんどくさいです。けっこうウザいっす。

 でも……でもね。これね。

 意外かもしれませんけど、やっぱり『自分なりに何か見つけてやる』バイトさんよりは評価が高くなるんです。



 ■ ただし『すぐに指示を仰ぐ』というのは別に最良ではないです。

 理由はいろいろに挙げることができますが、最も根本的な点とタダエが思うのはですね、突発的な指示ですぐに実行できることというのは、すでに本人が習得済みで、自力で十分実行できることが分かっているようなことだけだからです。

 たとえば、小学生くらいのお子さんが

 「ママ~、ボクお手伝いする~」

 って急に言ってきた場合のことを想像してください。

 気持ちは嬉しいけど、実際頼めることはごく限られてますよね?



 それと同じ状態なわけです。つまり、たいてい、すぐに指示を仰ぐバイトさんは自分一人で出来る作業なり仕事なりの手持ちが少ないんですよね? だからすぐ指示を仰ぐわけです。

 ということは、仮に指示を仰いだところで実際に対応できる事柄がごく限られている、という状態なわけです。

 もちろん、黙っているよりは指示を仰げばそれでも出来ることがあるだろうし、指示した事柄を通して何か学んだり身に付けてもらう機会にもなる可能性があるので、悪くはないのですが……でも最良ではないです。



 ■ 状況によるので一概に言えませんが、タダエがそれよりさらに良いと思うのは、基本的には……

 時間が少しでも空くなら、まず最初にすべきことは

 『店長さんと話す』ことです。



 ごく大まかに考えれば先程の『指示を仰ぐ』というのも、普通は店長さんに指示をもらうでしょうから、店長さんと話すことに含まれると言うこともできますが……。

 指示を仰ぐような言い方をすれば店長さんも自然に指示を出す可能性が高いでしょうね、ふつう。

 タダエはよく

 「店長~次何やればいいですか~」

 と言ってくるバイトさんに、

 「じゃあ、何もしないでそこに座ってて」

 というように『指示』することがあります。半分冗談ですけど、たいていそう言われるとまだ慣れていないバイトさんなんかは、何か叱られたりするんじゃないかと思ってドキドキしながら座っています。

 本当はたいてい業務の状況を見ながら時間が許せば雑談したり、注意やアドバイスを与えたり、必要なら指示を出したりするだけなんですが、それを通して何となく時間があれば店長さんと話す機会を作る習慣付けをします。



 『店長さんと話す』と言っても、もちろん実際には店長さんからの誘導がない場合、バイトさんのほうから上手く話しかけて会話を引き出す、というようなことを意識的に行うのは相当の勇気が必要でしょう。バイトさんのキャラにもよりますが。

 でも、たいてい多くの店長さんはタイミングよく話しかければバイトさんのほうから話しかけてくれたら悪い気はしません。むしろ常にもっとバイトさんとコミュニケーションを取るべきだーとか、もっとあれこれ指導したいけどきっかけがない、時間がない……などと思っている店長さんのほうが多いのです。



 ■ ただ、きっかけとしてどんな話をすればいいの? とか悩んでしまう人なら、参考のためにあえて言えば、たとえば一番手っ取り早いのは

 「店長~今日なんかヒマですねー」

 というような言い方。これだけでも、つまり今自分が手が空いているということを示すことができます。

 最低限とりあえず話しかけさえすれば、店長さんのほうが話したいことがたくさんあるはずなのでたいてい大丈夫です。



 あるいは、あらかじめこういう時のために、業務に関する質問を1つか2つ考えておけば良いです。

 「店長~ちょっと時間が空いたんで質問していいですか?」

 と言えば自然かつ印象良いです。



 ■ ところで、そもそも多くの場合バイトさんというのは限定的な業務なり作業なりを担当する立場です。

 で、その担当範囲というのはバイトさん本人から見ると、最初から決まってて、それはずっと同じで、まさに毎回同じ業務を同じように繰り返し提供することが『バイトの仕事だ』と思っているかもしれませんが、それはちょっと誤解です。



 正直言って、あなたがバイトとして今提供している労務の種類と量は、実際には店長さんなりお店側が

 「だいたいこれくらいだったら難なく出来るだろう」

 という感じでとりあえず決めたものに過ぎません。別にそれ以上やっちゃダメとか決まっているわけじゃないし、それで十分だと思われてもいません。

 むしろたいていのお店では、最初に与える部分は最低限のもので、普通は勤務期間が長じるに従ってより多くの業務が追加されることが『初めから予定されています』。



 ですから、もっと理想的なことを言えば、少しでも時間が空いたのなら一番優先してすべきことは本来、バイトとはいえ自分がやっている仕事そのものについて『今より学ぶこと』です。

 自分がそのようにして、やっている仕事について知識を増やし、試行錯誤し練習し、考えたり話を聞いたり……ということを積極的に行って短期間でレベルアップすれば、そのバイト先にとっては物凄い貢献なわけです。

 それは先程の話のような『たまたま手が空いたときにしてくれたちょっとした追加作業』などとは次元の違う大きな貢献なんです。

 そう思いませんか?



 もっと俯瞰的に言えば、その『今より学ぶこと』の手段として非常に有力な方法の一つが『店長さんと話す』ことなのです。

 できれば、そのつもりで店長さんや、先輩格のバイトさんなどと話せると非常に良いのです。それに勤務時間を費やすのは、単なる『無駄話』などではありません。



……



 ■ あなたのバイト力は? (100点満点)



 「空いた時間は、今より何かを学ぶことに使う」・・・85点

 「空いた時間は、店長さんとなるべく話をする」・・・75点

 「時間が空くようなら、いつもの作業をより丁寧にする」・・・40点

 「時間が空いたらすぐに指示を仰ぐ」・・・30点

 「時間が空いたら、自分なりに何か見つけてやる」・・・20点

 「別に何もしない」・・・5点



 どうでしたか?
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